2024年3月28日木曜日

山梨県東部(郡内)地域

 
富士山の頂上で御来光を仰ぐ登山者たち(2018.8)











富士吉田口から山頂を目指す登山者(2018.8)

 











大月市から見る富士山(2023.5.5撮影)



 










日本3奇橋の1つの猿橋(大月市)。桂川の渓谷の上に架かる(2023.5撮影)


 









柿の木の向こうに見える岩殿山(大月市)。巨大な岩の山は、戦国時代の武田氏滅亡にまつわる出来事でも有名(2023.1028撮影)


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山梨県の笹子峠以東の地域は郡内と呼ばれ、歴史的に関東との結びつきが強い。中央線沿いに東から上野原、大月と続き、その南方には富士五湖地域が広がる。

富士吉田は山梨県側からの富士登山の入り口。2022年には94000人の登山者が記録された。 

この地域は各地から富士山が見える。季節、条件により様々な顔を見せる。

2024.3

甲府と甲府盆地











甲府市西方の石和温泉から眺めた甲府盆地の風景。甲府市の後方に南アルプスの山々が連なる。雪をかぶる高峰は、右から北岳、間ノ岳、農鳥岳(2023.11.25撮影)










甲斐といえば武田信玄。JR甲府駅前には信玄公の像が鎮座する(2023.11.26撮影)


 










甲府盆地は桃やブドウの栽培で有名。春には一斉に桃の花が咲き、さながら桃源郷となる(2012.4撮影)


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甲府盆地は四方を山に囲まれた地形。甲府市の西方には南アルプスの3000メートル級の山々がそびえ、南方には富士山が見える。

盆地東部の笛吹、勝沼、甲州市は扇状地を利用したブドウや桃、カキ、サクランボなどの栽培が発達し、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産にも指定されている。ブドウ畑や桃畑が広範に広がっており、道路沿いには販売店が並ぶ。

郷土の英雄として、武田信玄の影響はいまなお強い。戦国時代に本拠地だった躑躅ヶ崎屋敷は現在は武田神社に変わり、多くの人が訪れる。

2024.3.28