2024年4月6日土曜日











呉港のアレイからすこじまの埠頭に停泊する海上自衛隊の繊維館(2024.4.1)









潜水艦が何隻も並ぶ風景は壮観だ(2024.4.1)


 








自衛隊基地に隣接する地域には造船・海洋エンジニアリング会社の事業所があり、ドックに入った船も見える(2024.4.1)

 











アニメ映画「この世界の片隅に」(2016)は第2次大戦中の普通の市民の日常を描き評判になった。その舞台となった場所(呉市北方の山麓)は、「すずさん家」として保存されている。(2024.4.1)

 

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呉は明治時代以降、海軍の基地として発展し、戦艦大和を建造した地としても知られる。第2次大戦後も海上自衛隊の主要基地を擁する。港湾地区には海上自衛隊の施設や造船・海洋エンジニアリング会社の事務所、米軍の施設などが並ぶ。

アレイからすこじまの桟橋には、現役の潜水艦が何隻も停泊している。日本では珍しい風景だ。街の中心部には、大和ミュージアムや、2004年に運航終了した潜水艦「あきしお」を利用した海自の資料館がある。

2016年にヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」は、広島と呉が舞台。原作はこうの史代の漫画で2007-09年に掲載された。主人公のすずさんは広島市から呉市北部の山麓の家に嫁いでくる。作中では第2次世界大戦中の普通の人々の日常が描かれる。後半部では呉の大空襲や広島への原爆投下により人々の暮らしが翻弄される。

作品の舞台となった場所は原作者の祖父母が住んでいた土地で、現在は「すずさん家」として保存される。付近からは呉港が望め、作中の風景を連想させる。

呉の街で、戦争と平和について色々考えた。

2024.4.1

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